中国 昆明(雲南省) 中国慢慢漫遊記 9/10/2019
はい、どうもーーーーーー。
昆明 29日目でございます。
早速ですが
コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス
はぁ
聞いてください。。。。。
これは今日の真夜中(早朝)の出来事。
第1章 あなたは誰ですか
朝4時 辺りは当然真っ暗
いつも通り寝ていたら、部屋の中でかすかに物音(スーパーの袋がくしゃくしゃってなる感じ)が聴こえて、この家で飼っている猫かなと思いそのまま聴いていました。
いつもの猫にしては派手に遊んでるなと。
んっ??
そういえば俺寝る時は、必ず扉を閉めて寝ているのに、どうやって部屋に入ってきたんだ??
いつもその猫はリビングで寝ているはずなのに、、、
ちょっと扉が開いていたのか??
そんな疑問を抱きながら、布団から起き上がり音が鳴る方を見てみました。
猫はいませんでした。
その代わりに
知らない男の人が、しゃがんでゴソゴソしていました
はい
泥棒でした
もちろん私は、その時、部屋は真っ暗で、いつも昼はコンタクトを付けているので、もはや誰かも分からなかったのですが、人である何かは分かりました
起きた瞬間の私の頭の中は
・民宿に泊まりに来た人かな??
・前住んでた住人かな??
・オーナーの友達かな??
という憶測がとっさに頭に浮かびました。
なぜなら、起きたら知らん男が部屋で目の前にいるっていう状況なんてありえないから
が、数秒後
・なぜこんな真夜中に??
・なぜおれの部屋に??
・何をしている??
という違和感に変わりました。
この間、起きあがってからわずか5秒くらい。
特に何か言葉を発する訳でもなく
賊の方を向いていると、賊が俺が起きたことに気付き
持っていた何か(後に分かるが、俺の任天堂Switch)をそっとベッドに置いて
中国語で、ぼそぼとっと
「 #%'#('$'!=))= 」
何を言ってるか分からんかったが、おそらく「なんでもないよ」的な文脈かと思われる。
声は、男の大学生くらいの感じ。
背丈は170㎝ほど。
それを聞いた俺は、動きが止まる
それを喋った賊も動きが止まる
いきなり、場が静まる
・・・
・・・・
・・・・・
このお互い膠着した状態が、3秒ほど。
その瞬間
その賊は、猛ダッシュで逃げて行った
おれは逃げる状況を一瞬で理解し、俺も猛ダッシュで玄関を出て追いかけた。
ちなみに、家の構図としては
団地が集まってる住宅街で、俺はその団地の2階に住んでいる。
団地の一階の入り口にはオートロックで閉まる扉があり、そこまで追いかけたが、もうやつは外へ逃げていっていた
そこから出てしまうと、鍵を持っていない俺は締め出されるため、そこまでしか追えなかった。
なにより、真っ暗&コンタクト無しは何も分からん。
起きてから追いかける流れ、全てがわずか10秒満たないほどの出来事でした。
戻ってきた俺は、まず何か盗まれていないかを確認。
財布があった時点で少し安心したが、一番恐れていたのはスーツケースの中。
中には、半年中国で滞在するための全財産(60万ほど)とパスポートが入っており、この日はスーツケースを開けっ放し&扉の近くに置いてある状態だった。
いつも昼とかは念のためスーツケース自体に鍵をしたりしてるのだが
色々取り出したりもするし、夜は開けていた。もちろん部屋自体にも鍵はあるが、普段していない。
というかまさか夜に入ってきて盗まれるとは微塵も思わないからね。
が、中身ありました。良かった良かった。
とはいえ、今後もお金の置き場に困る。毎回鍵は面倒だし、銀行に入れるなら全て両替する必要あるから手数料がバカにならないし。
そして、隣の部屋で寝ている大家(中国人の女の子)を起こし、事情を説明。
侵入ルートを確認すると、リビングの窓が開いていたのでおそらくそこから。
確かにいつも窓の鍵は開いているし、日によっては網戸だけの時もある。
ただ、簡単に侵入できそうな立地ではなく、周りによじ登れるような障害物も無く
ありえるとししたら入口付近に2m50cmほど高い位置にある足場に上ることができれば、そこから登ってはこれそうな感じもないことはない。
己自身で確認したが、到底無理そうな高さ。全力ジャンプで指の第一関節が引っかかるかなくらい。
何も盗られていないから警察に報告もできなさそうやし、というか相手にしてくれなさそうやし、中国語分からんし
そのオーナーが団地の警備員に報告してたが、防犯カメラが夜で真っ暗で何も
見えない、窓の鍵を閉めておいて 大丈夫とだけ言われて帰ってきた。
真っ暗で見えないて、、、、、防犯の意味、、、、、大丈夫ちゃうやろ、、、、、、
たまらん
ただ、ホンマに起きて良かった。日本から持ってきた靴を入れてるスーパーの袋を置いててんけど、それを最初探ってたんやろな。あぶなっ
気付かぬままやったら、確実にこの生活終わってた。下手すると人生終わってた。
あと、冷静になった時、よく考えたら襲われてる可能性もあってんなと思った。
寝てる間もやし、追いかけた時もそうやし、相手がナイフくらい持ってる可能性は全然あるしね。
以上が今日の出来事。
第2章 共謀疑惑
今日は長いけどいいですか??
第1章は、泥棒に入られたという話。
第2章は、その後に感じたオーナーへの違和感の話。
始まりはですね、泥棒追いかけて帰ってきた時から始まる。
違和感① 猫
違和感度 10%
帰ってきて大家の部屋をノックして起こした時に、寝てた大家が出てきた。
と同時に猫が部屋の中から出てきた。
んっ??
いつもその猫は人を見るとニャーニャー泣いて寄ってきて甘噛みをしてくる。
特に夜中は夜行性のせいなのか特に活発。
だからいつもその猫は部屋から追い出され、リビングで寝ている。というか放置されている。
毎日必ずリビングにいる猫が、たまたま今日だけ大家と一緒に部屋にいる??
誰か入ってきた時に泣かれると困るから??
違和感➁ 無関心
違和感度 5%
起きたオーナーに話をした時に、そのオーナーの反応がイマイチだった。こうなることを知っていたのか??
これはおれの中国語があまり通じなかったのか+犯人を見たわけではないから、無関心の可能性もある
違和感③ 開錠の素早さ
違和感度 5%
一階にオートロックがある旨を話したと思う。
賊を追いかけた時に、賊は一瞬で開錠し、外へ出て行った。
そのカギは内からはもちろん簡単には開けれるが、そんなにも素早く開錠できるだろうか??
よくあるタイプの鍵なのか、それとも開け方を知っている者なのか、、、
違和感④ リビング
違和感度 40%
リビングの窓から侵入してきた賊が俺の部屋に来るまでに、リビングを通る必要がある。
つまり、リビングにももちろん色々物が置いてあったり引き出しがあるので、金目の物を確認しているはず。
が、電気を付けてリビングを確認してみると、まったく何もいじられていない。
引き出しすら開かれた形跡一切なし。
推測やけど、普通引き出しなんか開けて、お金あるか確認したらその後放置しておかへん??
わざわざご丁寧に引き出し閉める賊はおらんと思う。
てことは、窓から入ってリビングを通り過ぎて、まっしぐらに俺の部屋に入ってきた??ということ??
そんなことありえる??
違和感⑤ 施錠
違和感 5%
朝起きた時に、再度どこの窓が開いているのか確認したところ、厨房(リビングとは真逆)の窓も全開だった。
オーナーに厨房の窓も閉めてほしいことを伝えたが、あそこは大丈夫って言われた。
何が大丈夫??
確かにリビング側の窓から見ると更に侵入が難しそうな場所だが、大丈夫って、、、
違和感⑥ 確認
違和感 25%
今日朝学校行く前に、そのオーナーがまた出てきて、その泥棒の話をした。
中国語でやけど
彼女「朝は寝れた??」⇒俺「全然」
彼女「鍵はちゃんと全部閉めといてね」⇒俺「分かった」
彼女「大事なものは、どこに入れたの??カバン?スーツケース?」⇒俺「スーツケースに入れてるから大丈夫」
そう答えて玄関出ると
んっ????
あっっっ!!!!!!
おれ、、、いま、、、スーツケースにお金を入れてることを、、、、言わされたのか、、、、、???
以上、オーナーへの違和感
違和感度 計90%
オーナーは自称日本好きで、普段から日本の歌を歌ったりアニメを見たりしている。
おれにもお茶を汲んでくれたりする。
でも、なんやろ。今日の違和感。
ただの勘違いなのか。それとも、、、
オーナーが自ら盗む可能性がないのか??
これは俺はないと思う。彼女にとってはリスクが高すぎるし、すぐバレる。
強盗という体にしておけば、一応被害者側にも回れる。
万が一にもオーナーが共謀としてたら、、、
疑惑が疑惑を重ね、不安が不安を募る。
第3章 感想
第3章は、ちょいオマケ。
泥棒が入った話を、学校で誰かに言いたくて、でも日本語で伝えたかったので普段全然喋らない日本人2人に話してみた。
一人目(大学生女の子)の感想
え~、怖いなぁ、、、大金は小分けにして別々で分けておいたほうが良いよ。私はタンスの下着の間に隠したりもしてる。一応防犯グッズとかも用意して、棒ともベッドに置いといたほうが良いと思うよ~~~。
ちょっと違う。。。
お金の隠し方とか身の守り方とか。。。
俺が言いたいのは。。。
これでは、まるで賊が俺の部屋に入る前提での感想ではないか。
寝てる間に賊が部屋にいる時点でもうダメだと思う。
と思いました。
二人目 同じクラスの男の子(20代後半)の感想
え~~~、そうなんですね~。気を付けないといけないですね~。。。
終了。笑
全然興味ないですやん君。
と思いました。
以上で第3章は終わり。
こんな感じの一日でした。
まあ金も盗られてナイフで刺されてという最悪のシナリオの可能性もあったことを考えると、だいぶハッピーなんかもしれん。
正直笑い話にしたいが、ここに住んでる以上まだ厳しい。普通に夜が怖い。扉壊されて入ってきたりもあるんちゃうか考えてまう。
だから今、新しい家を探してる。
その時には全力で笑かしてあげましょう。
わっはっはっ
一応最後に、現場写真撮ったから貼っておくぜ。
泥棒がしゃがみこんでいた俺の部屋
侵入してきた窓
一階のオートロック入口
外の外壁
長くなったが、今日はそんな感じだす。
よろちく
マンゴーもよろちく
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